津波への祈り

１．目をつぶって静かに座ります。呼吸に意識を持っていき、部屋の中の音、部屋の外の音は、ただそのまま聞き流します。

２．雑念を止めようとせず、雑念が沸いてくるなぁと意識しながら、呼吸の音を聞き続けます。

３．もし、あなたが何か感じていたら、例えば、恐れ、不安、心配、役に立てない無力感などなど、抑圧せず、また、そこからストーリーを作らず（思考に走らず）、それらの感情が自分の中にあることを許してあげ、ただそのまま感じていてください。

４．次に、意識を胸に持っていきます。自分の胸のなかに泉があるとイメージしてください。（思うだけでもOKです。）その泉は、大地と宇宙につながるチャンネルの役割をしています。その泉から美しく輝く光が噴出し、無限に広がっていくとイメージします。

５．そして、その光は、被災地と被災した方々すべてを包み、必要なサポート、物理的なサポート、精神的なサポートがすぐに必ず届くことをイメージし、そして亡くなった方々の魂を包み、迷わず創造の根源に導かれることをイメージします。（思うだけでもOK）ここは、自由にイメージを膨らませてください。自分でもう充分だと感じるまで続けてください。

６．そして今度は、新しいエネルギーが日本列島の大地から噴出し、希望と再建のエネルギーをもたらしてくれるとイメージしましょう。ここもどんなイメージでもかまいません。

７．もし、よろしければ、次の祈りを心の中で唱えてみてください。

「母なる大地の意識よ、私のなかに長く眠ってきたあなたの声を聞く力、あなたともっと共生できる知恵を思い出させてください。出来事がどんなふうに表面的に見えても、あなたが私たちを愛していることはよく分かっています。創造の根源よ、私のなかにもあるあなた（根源）が持つ明瞭さと強さに光を注ぎ、この災難を恐れることなく前に進めるようお導きください。新しいエネルギーが私と日本と、そして地球全体を祝福してくださることに感謝します。ありがとう、愛しています。」

８．充分だと感じた時点で、ゆっくり目を開けて終わりにします。